「第四回ピーチクライブ」レポート

jeff

2006年08月14日 16:31

去る8/21に千日前アナザードリームにて第四回ピーチクライブが開催されました。



大学の軽音楽部の同期とはじめたこのライブイベント、ピーチクライブと名付け、2002年から始まって(2005年は忘年会ライブだけだったので)もう4回目です。

卒業してはや二十数年、出演者は自分たちの同期バンド、年齢の近いOB先輩、OB後輩など。それに加えて最近はメンバーの息子達のバンドも出演。

毎度毎度、年頭の選曲会から始まって日程決め、会場選定、出演者決め、その他諸々全くの手作りライブ。よみがえるのは学生時代の春の定演、秋の定演、合宿、、、。この年齢になると、遠方から集まっての練習や色々な決め事など、大変な事は多い。一回のスタジオ練習に東京からの往復新幹線代かけてくるメンバーも。

しかし何物にも代え難いイベントなんですわ。くそしょーも無い事も多い社会人生活には自分をリセットできる唯一の場所です(大げさ?)。
今ブームのオヤジバンドとはちょっと違う、独特の文化の中を80年代前半に過ごした皆の演奏は、現役時代を彷彿とさせるなかなかのもんやと自画自賛(ベンチャーズやビートルズのコピーバンドは無いんです)。
身内の自己満足ライブと言ってしまえばそれまでですが、思いっきり楽ししんでその後のビールをおいしく頂く。これが全てです。

さて、このイベントが無事終了しました。
一昨年と変わらず、千日前アナザードリームに100名以上のお客さんにお集まり頂きました。有り難うございました。

ここで出演者の紹介と雑感を少し、、、。

タチツクス
ピーチクライブの常連出演バンド「おおぼけシーク&日和見シスターズ 」のメンバー、啓子さんの息子さんのスリーピースバンド。おっちゃんから見ると、若さがはじけておりましたな。追大の現役君達もきっとこのような感じでしょう。

ヒテイケイ
同期砂野の息子、ゆうすけひきいるスリーピースバンド。過去のピーチクライブでゆうすけがボイパ、ドラムで出演し、今回はギターボーカルとして出演。SGというのは誰の影響かな。オリジナルというのが良かったですね。中学生のドラム君も良かったです。正に全国レベル。


サードオールスターズ
主催者である軽音15期の同期バンド。好き勝手な選曲で曲のジャンルはバラバラ(スティービーワンダー、ジャーニー、KISS、ラーセンフェイトン、永ちゃん、クラプトン、ビルチャンプリン)のバラエティバンド。AOR〜フュージョンがバンドのイメージやけど、年々ロックの曲が増えてるような気がするなぁ。曲も9曲!で過去最多。やりたい事をやって自分たちが発散、でもお客さんにも楽しんで貰えていればOK!という演奏でした。 きっと楽しんで、、、貰えたでしょう!

おおぼけシーク&日和見シスターズ
同期青木が参加、もはやピーチクライブの顔ともいえるバンド。ええ意味で70〜80年代のノリを持ち続けてます。ウェストコーストからアメリカンロック路線を変えずに頑張って欲しいです。イベントへの貢献度は最大級です。ありがとうございました。


ヴァニシング・ヴォルケーノ
同期赤楚が参加のハードロックバンド。KISSやDEEP PURPLE等まさに王道まっしぐら。アンコールのあのバンドのあの曲で今回のMVPがピーチク酒井君から授与されました。


セブンハーフマイナスワン
同期のベーシスト、わらし君と私が参加のバンド。Keyは4期先輩の松岡さん、Drは3期先輩の岩崎さん。
サードオールスターズが全員同期のホームグラウンド的なバンドなら、こちらは私の本気モードのバンド。
本当はR&B、ソウル系の唄もんバンドですが、ボーカリストAさんが不参加の為、ギターインストバンドとなりました。自分のバンドなのでコメントしづらいですがどうだったんでしょうね。こういうジャンル(フュージョン〜ロック〜ブルース〜ジャズ ギターインスト)は今までこのピーチクライブではなかったんですよね。 ゲスト参加のプロベーシスト泉さんもリハ無し、わらしのベースをいきなり使う、でのプレイは鳥肌もんでした。

曲は少ないですが、一応セットリストを。

1.Love Crime / Thomas Blug
2.Cuctus / Joe Beck(Hiram Block ver.)
3.Little Wing / Jimi Hendrix(Stevie RayVaughn ver.)
4.Cissy Strut / Meters(John Scofield ver.)

以上、各バンドへのコメント、雑感はこんな感じで。

ライブ全体の雰囲気はいつもながらお客さん、司会、出演者皆アットホームに盛り上がり、笑いが絶えないライブでした。

今回は個人的には選曲から器材(アンプからエフェクター)にかけて気合いを入れました。

年一のライブも又楽しや。

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